Keychron K0 Maxのバックライトを接続先やレイヤーごとに変更できるようにした

Keychron K0 Maxのバックライトを接続先やレイヤーごとに変更できるようにした
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普段のデスクワークで、Keychronのワイヤレステンキー「K0 Max」を使っています。

K0 Maxは、Bluetoothで最大3台の接続先(チャンネル1〜3)を切り替えられたり、4つのレイヤー(Layer 0〜3)に好きなショートカットを割り当てられる便利なテンキーです。

ただ、使っているうちに「いまどのチャンネルに繋がっていて、どのレイヤーにいるのかがパッと見で分からない」という不便さを感じるようになりました。

そこで、接続先やレイヤーの切り替えに合わせてバックライトの色が自動で変わるようにできないか、AI(Antigravity)に相談して解決してみることにしました。

公式ツールではできなかったこと

Keychronには、ブラウザ上でキー配置やバックライトを変更できる公式ツール(Keychron Launcher)があります。

最初はここで設定しようとしたのですが、公式ツールで選べるバックライトは「全体を単色で光らせる」か「決まった点灯パターンを選ぶ」ことしかできません。

「Bluetoothのチャンネルごとに色を変えて、さらにレイヤーごとに色を変える」といった細かい条件分岐は、公式ツール上では設定できない仕様になっていました。

AIに相談して設定を作ってもらう

公式ツールでは設定できないことが分かったので、他に方法がないかAIに聞いてみました。

KATSUYA ARAI KATSUYA ARAI

K0 Maxのバックライトを、Bluetoothのチャンネルやレイヤーごとに色分けしたい。公式ツールじゃできなかったんだけど、何かいい方法ある?

Antigravity Antigravity

Keychronは「QMK」というオープンソースのファームウェアで動いているので、プログラムのコードを書き換えて本体に書き込めば実現できます。

KATSUYA ARAI KATSUYA ARAI

じゃあその方法でお願いしたい。

Antigravity Antigravity

承知しました!コードの作成やビルドはこちらで進めます。
チャンネルとレイヤーごとに、どんな色の組み合わせにしたいか教えてください。

プログラムの作成やビルド環境の準備はすべてAIがやってくれるとのことだったので、光らせたい色の組み合わせだけを伝えて作ってもらいました。

設定した配色パターン

接続先

Layer 0

Layer 1 / 2

Layer 3

Bluetooth 1

赤

白

薄い赤

Bluetooth 2

緑

白

薄い緑

Bluetooth 3

紫

白

薄い紫

Bluetooth 1〜3でベースの色(赤・緑・紫)を分け、レイヤーを切り替えたときは「白」や「薄い色」に変わる組み合わせにしました。

この配色を伝えると、AIがKeychron公式のソースコードを取得し、発光パターンを制御するプログラムを組み込んで、書き込み用のファームウェアファイル(.bin)をビルドしてくれました。

自分ではコードを1行も書くことなく、数分で専用のファームウェアが完成しました。

テンキー本体への書き込み

出来上がったファームウェアの書き込みには、「QMK Toolbox」という専用アプリを使います。

書き込む際は、一度テンキーを「書き込み待機モード(DFUモード)」に切り替える必要があります。

Antigravity Antigravity

キーキャップを外して基板のリセットボタンを押す方法もありますが、Keychron Launcherで空いているキーに一時的に「Reset」を割り当てて押す方が簡単です。

教えてもらった通り、Keychron Launcherで空いているキーに「Reset」を割り当て、有線接続した状態でそのキーを1回押しました。

するとQMK Toolbox上でテンキーが認識されたので、あとはファイルを選んで「Flash」ボタンを押すだけ。数秒で書き込みが完了しました。

※ファームウェアを書き換えたあとも、普段のキー配置変更はこれまで通りKeychron Launcherから行えます。ただし、公式のファームウェアをアップデートすると設定が上書きされて消えてしまうため、その際はもう一度ファームウェアを作り直して書き込む必要があります。

実際に使ってみて

書き込みが終わったあと、USBケーブルを外してBluetooth接続に戻しました。

チャンネルを切り替えると「赤 ➔ 緑 ➔ 紫」、レイヤーを切り替えると「白」や「薄い色」へと、操作に合わせてテンキー全体の色がパッと切り替わります。

視線をわざわざ手元に落とさなくても、視界の端に入る光の色だけで今の状態が分かるので、別端末への誤入力やレイヤーの押し間違いがなくなりました。

「公式の設定画面にないから無理かな」と思っていたちょっとした不便でも、AIに頼ってみると、専門的な知識が必要な部分を飛び越えてあっさり解決できるのが面白いところです。